泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年3月10日の【介護日記】から

父も認知症になりました。

会話が噛み合わなかったり何度も同じ話をしたり……慣れるまではイラつくこともしょっちゅうでした。

でも、だんだん父の世界に魅せられて、父のアタマの中にある「ものがたり」を受け入れられるようになりました。

そんなときに見たドラマのセリフが心に突き刺さりました。

ますます不思議ちゃんになった父が愛おしくなりました。


   ↓


【介護日記】2016年3月10日


たまたまテレビをつけたらやっていたドラマのセリフ。

その人は物忘れが激しいことから認知症の疑いがあるとのことで、何やら検査を受けることになっているらしい。それについては周囲の人がセッティング。

でも、当の本人が、「忘れるってそんなに悪いこと?」と。

これまで辛いことを経験してきたけれど、それらを忘れられたからこうして生きてこられた…と。

流して聞いていたので説明がメチャクチャですが、だいたいはこんなこと。

おっ!っと思ってなぜだか涙が出てきた。

酔っ払っているせいか?(^_^;)

×

非ログインユーザーとして返信する