2016年3月10日の【介護日記】から
父も認知症になりました。
会話が噛み合わなかったり何度も同じ話をしたり……慣れるまではイラつくこともしょっちゅうでした。
でも、だんだん父の世界に魅せられて、父のアタマの中にある「ものがたり」を受け入れられるようになりました。
そんなときに見たドラマのセリフが心に突き刺さりました。
ますます不思議ちゃんになった父が愛おしくなりました。
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【介護日記】2016年3月10日
たまたまテレビをつけたらやっていたドラマのセリフ。
その人は物忘れが激しいことから認知症の疑いがあるとのことで、何やら検査を受けることになっているらしい。それについては周囲の人がセッティング。
でも、当の本人が、「忘れるってそんなに悪いこと?」と。
これまで辛いことを経験してきたけれど、それらを忘れられたからこうして生きてこられた…と。
流して聞いていたので説明がメチャクチャですが、だいたいはこんなこと。
おっ!っと思ってなぜだか涙が出てきた。
酔っ払っているせいか?(^_^;)