泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2018年1月11日の【介護日記】から

6年前の振り返りです。

胃ろうのケアに対して恐怖心はなくなり、毎日のルーティンとなっていました。

ところが慣れて油断をしたときに突如トラブルが発生します。

最終的に笑い話にはできましたが、当時は腹が立ったりパニックになったり🌀😱

 

   ↓


【介護日記】2018年1月11日

 

朝から父の胃ろうが詰まってパニック~\(゜ロ\)(/ロ゜)/(笑)⬅この「(笑)」があるので、もう問題解決したとおわかりいただけると思いますが🎵

 

今朝、いつものように口腔ケアを終えた後、母がシリンジで薬を投与。

母「あれ?入らない。(シリンジを)換えてみようか?」

(※注:在宅なのでシリンジ複数回使用。もちろん毎度ミルトン消毒)

ところが新しいシリンジにしても薬が入らない……詰まった?Σ( ̄ロ ̄lll)

 

管の中では顆粒の薬が停滞。これが詰まりの原因かと思い、上から揉んでみた。柔らかい。うーん(-_-;)

押しても引いても……どころか押すのも引くのもできなくて、「大きな蕪」の童話のごとく、母とふたりでエンヤコラ💦

 

これでずっと詰まったままだったら、胃ろう交換になっちゃう(>_<)

簡単な処置といえど痛みや恐怖を伴う胃ろう交換はできるだけ少なくしたいと、日頃からきちんとお手入れをしていて管の状態がいいから次回交換は1年後でOKと言われてホッとしていたのにぃ~(。>д<)

 

そういえば以前にもこんなことが……(;゜∇゜)

父が肺炎で入院した際、その機会にと胃ろう造設を決意しました。翌日手術で経鼻カテーテルからの投与はこれで最後という夜。

大雑把なナース(これでも主任だと!)が薬がちゃんと溶けないうちに入れやがって、その結果薬が詰まってどうにもできなくなってしまい……💦

すぐさまドクターに連絡してカテーテル交換ということになりました。しかも胃の内容物が消化してからだから、23時頃だとか(ちょっと記憶が曖昧だけど、消灯後というのは確か⏰)。

はぁ?(`_´メ)

明日手術という直前にまたもや父にしんどい思いをさせるってか?💢

あんたが薬が溶ける数分を待たないでやるからこうなったんでしょ?(`Δ´)

しかも付き添い家族の私がやるからと申し出ているのに、「素人に任せられない」とばかりに絶対に自分でやろうとするから~💢

あんたは薬を投与することだけをミッション遂行と思っているから患者(父)の苦痛やあり得ない時間帯の処置のことなんて気にしていないんだろうけど、こちとら娘でいっ!(なぜか突如江戸っ子調😜)

で、「もう交換するんだからいいやっ!ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ」と部屋からそのナースが出ていった後、私がずーっと詰まったカテーテルと格闘しましたよ💦

処置をする時間までに何としても開通してやるぅ~!って必死に。

その結果、何とか薬がカテーテルから抜けて胃の中へ。……交換しなくて済んだじゃん!(-_-#)……ったくっ!(`_´メ)

あっ!モンスター娘の話じゃないやい!(ノ≧ڡ≦)てへぺろ

 

話がすんごいそれてしまいましたが(笑)、その時のことを思い出して、とにかくシュポシュポとシリンジを動かしました。動かないけど(笑)

よく見てみると、根元のところにやや赤みのかかった塊(錠剤の溶けかかり)が!

犯人はこれだ!(笑)

母はそれよりも入口近くで滞っている茶色の部分だけをモミモミしていて、詰まりの元に気づいていませんでした。確かに年寄りには見えづらいかも┐('~`;)┌

 

胃ろう交換となったら急遽だけど仕事を休んで病院へ連れていかなきゃ。仕事に行くにせよ病院に行くにせよ、どっちにしても身仕度はしなくてはと、ここで母と交代。

同時に主治医にも連絡。

私が自分の部屋でちょうど眉を描いているとき……「通った~!(*≧∀≦*)」と母の絶叫。そのせいでびっくりして手元が狂い、眉のラインがいつもと違った(笑)

 

結局原因は薬を十分に溶かしていなかったこと。母も前述のナース並みにせっかちで( ̄▽ ̄;)

いつも主治医が「スリスリしてくださいね(磨り潰して……の意)」といって薬を出してくれています。

鼻からのときはチューブの直径が小さかったので、顆粒は必ずすりこぎで細かくしてから投与していました。

胃ろうになってからは太くなったのでそこまでする必要はありませんでしたが、水で十分に溶かしてから入れていたのに……。

「先生がいつも『スリスリ』って言ってるでしょ!」と朝から母を説教しちゃいました。

でも、一番やることが多くて、私が日中仕事で家を空けている間も付きっきりで父の世話をしている母を責めるわけにはいきません。

説教はこのひとことでおしまい。

あとは「よかった!よかった~!」とふたりで何度も言い続けていました。

主治医にも無事に通った旨連絡し、わざわざ早朝に来ていただかなくて済みました。もしかしたらもう途中まで向かっていたかも💦先生、申し訳ありません💦

こんなときでもすぐに対応してくれる主治医のドクターがいるから、心強く不安も軽減します。

 

朝だけですごい長い時間が過ぎたように思いましたが、いつも通りの時間に出勤のために家を出ることができました。

 

介護18年めに入ったけど、いつまでたってもドタバタ(笑)

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