2014年1月6日の【介護日記】から
要介護者の身体拘束はよく問題になっていますが、ある程度は仕方ないんですよね。
経鼻カテーテルに違和感を感じて抜きたくなる気持ちもわかります。
鼻から内視鏡入れられているようなものですもん。
それがずーっと入っているんですから。
生命維持のためには仕方ないとはいえ、父にはすまない思いをいつもしていました。
この頃は胃ろうにまだ抵抗があり、父には経鼻カテーテルで頑張ってもらっていました。
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【介護日記】2014年1月6日
本日早朝、今年初の往診をしていただきました。
昨夜、父がまたまた経鼻カテーテル、抜いちゃったんですーw(☆o◎)w
はずされないように、動くほうの手は常に母お手製拘束帯で縛っていたのに (-_-;)
夜の栄養注入後、少し時間をおいて下剤を入れようと、父のベッドサイドに行ったら…。
父が前回同様、いやにスッキリした顔をしてこちらを見ていました。
帯を届かない長さにしていたのに不思議です (-_-;)
でもまぁ、やってしまったものはしょうがない。
父に、「これはねー、取っちゃダメなんだー」と優しく言ったら、
「ごめんなさい」って。
怒ったわけじゃないのに、理解してもらおうとも思っていないのに、
父からマトモな返事があり、ちょっと胸が熱くなりました。
そして今日の朝早く、主治医の先生がかけつけてくれ、チャチャッと5分かからずに全行程を終了。
今日は仕事初めで、先生のクリニックもいつも以上に混雑するのではと思っていましたから、診察開始前に来てもらって申し訳なく思い、私も母も平謝り。
しかし先生は、「はずす元気が出てきたんだから、気にしないで」と言ってくださり、気が楽になりました。
「鼻にジャマなものがついていないから、昨夜はぐっすり眠れたんじゃないですか?」とも。
確かに、今朝の5時過ぎまで途中で目が覚めることなく、爆睡してくれていたようです(母親談)
先生は定刻通りの診察開始に向けて、道路が混雑する前にふっとんで戻られました。
父は元気になるごとに、経鼻カテーテルを入れていることに違和感を感じてきているようです(当たり前ですが)。
母は誤嚥性肺炎の再発を恐れて、口からの飲食に積極的になれずにいますが、
今後の回復状況をみて、再検討する必要があると感じました。
話は変わって、今日、また父の健康管理シートを追加コピーしてきました。
最初は父はもう長くないだろうとの思いから、少しの枚数しかコピーすることができずにいましたが、もう、あえて少なめにコピーするほどの心配は無用となり、適当に(笑)やってきました。
それでもコピーを繰り返すたびに、父が生きながらえてくれていると実感し、ありがたく思います。