泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年3月3日の【介護日記】から

今日は妹(結婚して東京在住。高1の絶賛反抗期の息子あり)からLINEにメッセージが入り、

「パピー(私たちの間では父のことをこう呼びます。子犬のことじゃありません😜)のお墓参りに行ってあんパンをお供えしたら、カラスが丸ごとくわえて持っていっちゃった💦」とのこと。

最近はお供えの扱いも大変で、そのまま置いていくのを禁じているお寺さんも多いです。私たちもお供えして手を合わせたらすぐに下げて帰ります。

妹もそのつもりだったんだろうけど、あまりの速さになす術もなかったようで(笑)

 

でも、私が子供の頃、父たちとお墓参りに行くと、父はわざとお供え物を多めに置いて、さらに小銭も置いていっていました。

「寺に住み着いている乞食(昔なのでこの言い方💦)がこれをあてにしてるんだよ。だからカラスに食い散らからされることもないし、小銭程度でも助かるだろ?」って。

私は気づきませんでしたが、その人たちは私たちがその場から去るのを今か今かと近くで待っていて、すぐに持ち去っていってたそうです。

 

昔のことだから許された行為ですけど、父は困った人を放っておけなくて、いつもこんなことしていました。

 

今回は父の介護の話じゃなかったから、振り返りも関係ない話になってしまいました。

失礼いたしました。

 

   ↓



【介護日記】2016年3月3日

                      ……父のことじゃないけれど(-.-)


本日深夜1時頃、家の電話が鳴りました(゜ロ゜;ノ)ノ

近所に住む独り暮らしのお婆さんからお米の注文( ̄▽ ̄;) (※わが家は米屋)


……あっ!ついにこの時間に注文してくるようになっちゃった~?(/--)/


でも、このようなことは、今回が初めてではありません。これまでにも何人ものお年寄りが、ある時期から毎日何度もとか、深夜から明け方にかけてわが家へお米の配達依頼で電話をするようになってきていました。

私も母も(店を仕切っている弟夫婦は居住は別なので夜はいません)この状態に関して理解はしているので腹を立てることはありませんが、毎晩やられてはこちらも困ってしまいます( ̄▽ ̄;)


そのため、「あれれ?」と気づいた時点で(母曰く)区役所へ連絡し、地域の民生委員の方に来てもらってご家族の方へ連絡をしてもらっています。

するとたいていは娘さんや息子さんからお詫びの連絡が入りますが、ほとんどその後は同じ人が深夜に電話をしてくることはないので、何らかの対策が取られたものと思っています。……まさか電話機はずしたりケータイ取り上げただけじゃないでしょうね?(・・;)


もしかしたら、私は父の介護に携わっていなかったら認知症のことを理解せず、「ボケた年寄りが迷惑をかけてきてる!」と、ただただ腹立たしく思ったかもしれません。

ひょっとしたら他のお店の人の中には未だにそう思っている人もいるかも……。

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