泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年1月30日の【介護日記】から

時々子どもの頃に時代が逆行することがあった父。

話すことはガキ大将そのものでした(笑)

そういうときに「こらっ!」と叱ると、怖い大人に怒られたと思ってシュンとしてしまうので、申し訳なく思ったり、でもちょっとかわいいと思ったり。

 

父が子どもの頃はこんなんだったのかな~と想像を働かせるひとときでした。

 

   ↓


【介護日記】2016年1月30日

 

今日の父。

「お父さん!」って呼んでも返事をしてくれません。

具合が悪いわけではないし、呼んでいる私のことを見ているから、聞こえてはいる様子。

何度も呼んでみました。すると……

「おまえだけだよ、気にかけてくれるのは~(。>д<)(号泣)

でも、声をかけてくれるのは嬉しいんだけどさ……」

父は何を求めているのかしらん?( -_・)?

しばし考え、「○○ちゃん!」と、父の名前を「ちゃん」付けで呼び、「こう呼んだほうがいい?」と尋ねたら、ニッコリ笑ってうなずきました。

今日の父は小学生ぐらい(?)の男の子なのかな?(笑)


お店や施設などで高齢者の方が名前ではなく「おじいちゃん」とか「おばあちゃん」と呼ばれることを腹立たしく思うというのはよく聞くし理解できます。

私だって他人から「オバちゃん」と呼ばれて軽くイラッとすることも。

 

※甥っ子&姪っ子たちは、私のことを“○○ちゃん”と呼ぶので、ホントにオバちゃんと呼ばれ慣れていません(笑)


でも、娘に「お父さん」と呼ばれることに抵抗を示すとは、わが家では初めてのことでした。自分で自分のことを「お父さんが……」と話すこともあるのに。

でも考えてみたら、日によっては子供になっている父に「お父さん」はないですよね~(^o^;)

その時その時によって呼び方も変えたほうがいいのかも……と、今さらですが思いました。


でも、これで少し時間を置いて「○○ちゃん!」と呼んだら、「テメエは親のことバカにしてんのかっ!(#`皿´)」と怒鳴られるのがオチです(笑)

よくよく見極めて呼ばないとね(´∇`)

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