泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年1月29日の【介護日記】から

時々時系列がメチャクチャになってしまう父は、私を子ども扱いするときもあれば、ババア呼ばわりするときもあり、その都度役作りが大変でした(笑)

ヘタな俳優のタマゴより、そこそこ演技派になれたと自分では思っていました(笑)

 

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【介護日記】2016年1月29日

 

昨日帰宅した際、父は私に「おりこうだったな、頑張ったな~!」と言い、私を抱き寄せて頭を撫でてくれました(笑)

いつまでも子供扱い、幸せです(*´ω`*)


しかしその前日。父は親指を立てて「うまく男をたらしこめよ」と(;゜∇゜)

……すいません、たらしこめないから未だに実家に寄生してσ( ̄∇ ̄;)


父は昔から超堅物のガンコ親父。男女のこととか色気めいたことは一度も口にしたことがありませんでした。

昔むかし、テレビは一家に1台という時代、画面にキスシーンやベッドシーン、セクシーなお姉ちゃんが登場したら部屋から出ていくか無理やりチャンネルを変えてしまうという、当時の親にありがちな典型的パターンでした(笑)

キレイなお姉さんがいるお店も苦手で、友達に無理やり誘われて仕方なく行った時も、お姉さんとはまったく話さず、飲めないお酒を飲み続けていたと父の友人から聞きました(笑)


でも、脳出血から生還後は、時々その手のことを口にすることがありました。

私もエロネタ下ネタ恋バナ、決して嫌いじゃありません。むしろ大好き(笑)

でも、それまでそんなこと一言も言わない……言えない父の口からその手の話が飛び出たときには、正直言ってショックでした(-_-;)……「人格が変わったっ!(゜ロ゜;ノ)ノ」って思って。

いや、内容はかわいいもんです。私にとっては日常会話レベル(笑)

昔は好きな人がいるいない……その程度の話すら拒絶する父でしたから(笑)


いろんな性格や人格、時空間が交錯している父。

今夜は、父にとって私はどんな存在に写るのかな?(* ̄ー ̄)

盗っ人だったらイヤだな~( ̄▽ ̄;)


あっ!「男をたらしこめ」に対しては、「おう!2~3人まとめてやってくるよ!」って答えておきました~(* ̄∇ ̄)ノ

そうしたら「バカヤロー」って( ̄▽ ̄;)

一度に複数は人の道にはずれているという常識はきちんと理解してくれていましたね(笑)

私が悪ノリしすぎた(ノ≧ڡ≦)

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