2016年2月28日の【介護日記】から
いきなり2016年の振り返りになってしまいました(笑)
2014年も2015年も介護に関係する投稿じゃなかったので。
入院以来、経鼻からの栄養注入で口から食べることができなくなった(させなかった💧)父でしたが、少しでも口から食べる楽しみを復活させたくて必死になっていた頃です。
表れてくる「過去のこの日」が前後してしまうので自分でも混乱していますが、とにかく母はまた誤嚥性肺炎になったら苦しくてかわいそうと、嚥下リハには否定的でした。
その母の気持ちもわかる。
とにかく父に苦しい思いをさせたくないというのが母と私の揺るぎない気持ちでしたから。
だけど食べることが何より好きだった父からそれを奪うこともつらかった。
いろんな思いに日々揺れながら、少しでも回復をと願う毎日でした。
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【介護日記】2016年2月28日
地道に行っている嚥下リハもどき。
鬼の特訓はできないけど、毎日欠かさないようにはしています。
素人目にも反応がちょっとはよくなってきていると思います……思いたいです(*´∀`)
とはいえ、味のないお水や薄いけど苦味のある緑茶は、「まずい!(#`皿´)」と激怒( ̄▽ ̄;)
先にも書いたように、料理下手の娘(私)の料理修行に味見で協力という設定にしているので、少しは頑張ってくれます。
でも、何度も続くと拷問(!)に感じるようで、「勘弁してくれ~(。>д<)」と泣きが入ります(^_^;)
そうなると無理強いはできません。
しかし、その反応も逆手にとることに(?)しちゃいました~( ̄ー ̄)ニヤリ
現在の父は口腔ケア……歯みがきの際、ブクブク水で口をゆすぐことができません。
吸引用のカテーテルを使ってすべて吸い取り、最後に口腔ケア用のウェットティッシュで拭き取っています。もちろんきれいに吸い取っているつもりですが、やはり水でブクブクしたほうが絶対にサッパリすると思います。
そこで……。吐き出されることを前提に、父の口に少しお水を……( ̄ー ̄)ニヤリ
唇を使って水を口の中に運ぶことはできるようになり、上手に吸い込んでくれます。でも、その後は口腔内に水をとどめたまままイヤな顔をして、私に訴えます(笑)
その無言の訴えに対し、「お父さん、また味つけ失敗しちゃったみたい(^_^;)ごめんね~!まずかったらペッてしていいから」と。
すると父は、おもむろに「ペッ!」と勢いよく吐き出します(笑)⬅けっこうな飛距離のことも!
十分とはいえないけれど、口の中に水を含むことで、少しはサッパリするのでは……と思うのですが(^o^ゞ