泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2018年7月10日の【介護日記】から

ちょっと今日は疲れてしまったので、振り返りはパスして過去の投稿をまんま掲載。

だけど読み返すと父の衰えるさまを思い出して切なくなりました(T-T)

 

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【介護日記】2018年7月10日

 

冷房が苦手な父と母も、この暑さでは日中は冷房を使わないわけにはいきません。

だけど終日冷房をつけっぱなしというのは逆に体調が悪くなるので、母は時々冷房を止めて軽く汗をかく状態にしているそうです。

そのため、父の体もマメに拭くようにしています。

そこで……父のアバラが浮いているのをこの手で感じました(T-T)

毎日見ているはずなのに、考えてみたら入浴の時に父の体を洗うのはスタッフさん。私は入念に洗いたい下半身や脇の下、手のひらこそしゃしゃり出て洗っていましたが、それ以外の部位はスタッフさん任せでした。

もちろん常に見ているけれど、触れることはありませんでした。

それが今夜、汗ばんでいる父の体を私がこの手で拭いたところ……アバラ骨を直に触るかのような感触でした(T-T)

すぐに重篤な状態になるわけじゃないけれど、去年よりは今年、先月よりは今月、先週よりは今週、昨日よりは今日……やはり父は少しずつ枯れていることを実感しました。

かつては筋骨隆々でたくましかった父の胸が、貧相に骨が浮いている現実。娘としては受け止めなくてはいけませんね。

父の衰えた体から、大切なことを学んでいる気がします。

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