泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2018年3月21日の【介護日記】から

突然2018年の投稿に飛んでしまいます。

在宅介護の最初の頃は、入浴用の車イスに父を座らせて、家のお風呂場で父の体を洗っていました。

 

床はタイルで滑るし段差はあるし、何よりお風呂場までの廊下の幅が狭くていろいろ工夫が必要でした。

 

お風呂場の洗い場にはスノコを敷いて滑りと段差を解消。

万が一のために母が車イスを押さえて、私と妹で父の体を洗いました。

だけどこれだと湯船に入れてあげることができないのと、母がしんどさを感じてきたので、介護保険で訪問入浴サービスを利用することにしました。

 

週に2回の入浴。基本的には我々家族は一切手伝わなくていいとのことでしたが、私も母もスタッフさんの仕事を奪いかねないほど(笑)一緒に父の入浴に参加していました。

 

この日の日記は散髪のことを書いてあるので、入浴に関しては、またその記事が上がってきた時に振り返ることにしますね。

 

散髪のことをちょっと言うと、髪の毛1本でも体に付着していると不快になるのは自分で経験済み。だから父の全身をくまなく見て、しかも私は視力が悪いものだから、それこそ言葉通りに「なめ回すように」チェックして髪の毛が残っていないか確認していました(笑)

端から見たら不気味な光景だったと思います(笑)(笑)(笑)


  ↓

 

【介護日記】2018年3月21日

 

今日は私は仕事お休み。

そこで、父の散髪決行✂

ちょうど入浴の日でもあるので、お風呂の直前に始めました。

 

たいして毛はないんだけれど(笑)、ベッド上だし認知症で散髪を理解してくれないので、「動かないで」と言っても暴れるからちょっと大変💦

今は掃除機のように毛を吸い込んでくれるヘアカッターを使っているので、毛も散乱しないし刃が直に当たる危険はないけれど、首をあちこちへ振るので困った……( ̄▽ ̄;)

なのでしばし羽交い締め(笑)

 

散髪や髭剃りの際、口の中に毛が入らないかいつも心配になります。毛を吸い込んでくれるヘアカッターを使っていても、やはり1本残らずというわけにはいきません┐('~`;)┌

父に「口を閉じて」と言っても、その直後にすぐ口を開けられちゃうから💦

万が一気管に入っちゃったらと思うと怖くて(>_<)

そこで登場するのがガムテープ(* ̄∇ ̄)ノ

父の口の上に粘着面を上にして貼り(顔に密着させるために両端を折って顔に貼り付けちゃう)、カットして出た毛や髭がそこに貼り付くようにしています。

その後はコロコロよろしく、顔中をガムテでペタペタやっちゃいます(*≧∀≦*)

 

それだけ念入りにやっても、時々歯や唇に毛がくっついていてハラハラします。

毛1本ぐらいで大げさかもしれないけれど、その1本の毛が首筋に付いてチクチクしたり、口の中に入って大変なことになったらと思うと、やはり気は抜けません。

父の顔に貼り付くぐらい自分の顔を近付けて毛のチェックをするから、父にウザがられます(笑)

だけどA型みずがめ座巳年なので、細かいのは仕方ない(*≧∀≦*)

 

散髪と共にフェイシャルケアして鼻毛カットして、もちろんお風呂に入って仕上げにヘソもキレイにしたから、今日の父はツルピカです✨

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