泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年5月6日の【介護日記】から

考えてみたら、父と祖父、ふたりとも命日が5月。そして幾日も差がありません。

親子の絆かな~。

 

父が亡くなってから私と母が引っ越したり、バスの本数が激減してしまったため、祖父のお墓(父の生家のお墓)参りは滅多に行けなくなってしまいましたが、9年前はまだ欠かさず行っていました。

 

だけど、この日は父がお墓参りに行っちゃダメとゴネちゃった(笑)

クスッとなる思い出です❤️

 

   ↓


【介護日記】2015年5月6日

 

今日は父方の祖父の命日。父が寝たきりになってからは全員でお墓参りに行くことは無理なので、ここ数年は私が一人で行っていました。

今年は久しぶりに母が行きたいというので、私は父とお留守番。

母が出かけようとしたら、「(墓参りなんて)行くことない(`_´メ)バスにも乗るなっ!」って(笑)


実は昨日、父を一人でしばらく“放置”してしまいまして( ̄▽ ̄;)

昨日、母も私もこの時とばかり、家中の片付けを始めてしまいました。

いつもの休日ならば、必ず私か母、どちらか一人が父のそばにいて、そこでできる作業をするか、一緒にテレビを観るかしています(私はもっぱらテレビっ子(笑))。

ところが昨日はちょくちょく父の様子を伺いながらも、父のいる部屋に設置してあるスピーカー(あれ?受けるほうがスピーカーだな?じゃあこっちは何だ?要するにマイクがある、音を発信するほうね)をオンにして、同じ部屋にあまりいることなく動き回っておりました。

そうしたら夜になって、

「今日はひとりぼっちで寂しかったんだよ~(号泣)

誰もいなかった(T-T)

呼んでも来てくれない!(ウソッ!呼ばれたらすぐに駆けつけたじゃん!)」

と、泣いて訴え続けてきました( ̄▽ ̄;)


いや~父には悪いことをしてしまいました(^_^;)

それがあったので、今日、母が出かけることを必要以上に嫌がったみたいです。

そのため、私は母が帰ってくるまでは、一瞬たりとも(ちょっと大袈裟?)父の側を離れるわけにいきません(笑)


それにしても、昨日放置された(?)ことを今日になっても覚えていることに驚きましたし嬉しく思いました。

たまには荒療治も必要ってこと?

……ウソウソ!(笑)

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