泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年2月15日の【介護日記】から

父が体調を崩すと、私はいてもたってもいられなくなり、仕事も早退しちゃったり休んじゃったり。

治療はドクターにお願いするわけだから、私が仕事を切り上げてまでして父のそばにいたところで、何の役にもたたないのにね。

もう自己満足でしかないです。

よく、「何でお父さん施設に預けないの?」と聞かれることがありましたが、父が嫌がるからというよりも、私たち家族が父と離れるのが耐えられなかった。

だから在宅介護だったんです、わが家は。

寝たきりになっても父は最強の大黒柱。

頼もしい存在でした。

 

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【介護日記】2015年2月15日

 

父、久々の発熱。

昨夜遅くに急に熱が出て、主治医の指示で経管より抗生剤投与。

そして今朝早くに往診していただき、ただいま点滴投与中。

何度か検温していますが、さっき測ったら39度越え!Σ( ̄□ ̄;)


咳はあんまり出ないし、時々出す痰もキレイ。

インフルエンザでもなさそうだし、家族の誰も風邪をひいていなかったんですが……。


今日は日曜日のため血液検査ができないとのことで、明日採血予定。


熱が高いのはつらくてかわいそうなのですが、熱が出る体力があることに驚いています。

同じ状態だったら、我々のほうがとっくにまいっているといつも母と話しています。


見守るしかないのが辛いのですが、「ここにいるよ!」とか「大丈夫だからね」と声をかけていると安心してくれるようです。


高熱でずっと声をあげっぱなしでしたが、疲れたのか薬が効いたのか、今は静かに寝ています。


早く熱が下がりますように!


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