泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2018年11月2日の【介護日記】から

11月になったのにまだ日中は暑いですね。

父を介護していた頃は、夏の暑さが恐怖でした。

毎年、この夏を乗りきれるか心配で。

今年の夏、もし父が生きていたらどうなったことかと考えてしまいます。

明日は3日(父の命日は5月3日)。

毎月欠かさない父のお墓参りに行ってきます。

 

   ↓


【介護日記】2018年11月2日

 

※ちょっと今日は酔っぱらってる?~🍺

 

今日は父の主治医の訪問の日。


「先生がね、『ずいぶん痩せてしまったけれど、元気ですね』って言ってたよ」

と、母からの報告。

 

そう、父はここ数ヵ月で顔が変わるぐらい痩せてしまいました。毎日接していてもわかるほどに。

だけど今年の夏は命に関わる暑さが続いたにもかかわらず、おかげさまで点滴をしなくて済んだし、時々💩の出が悪いときもあるけれど腸閉塞にもならず、虫垂炎も再発せず。

さすがに健康とは言い難いけれど、とても体調は落ち着いています。

 

昔、とある占い師に鑑定してもらった時がありました。

当事、父は健康診断で引っかかり、要再検査と言われただけでショックでおかしくなってしまいました💦 それで母が鑑定してもらいに行ったわけですが。

すると、「この人(父)はガンにはならないね。人生が終わるときは、木が枯れるかの如くだね」と言われたそうです。

 

今、父を見ていると、今日明日でどうにかなるわけではないけれど、着実に「枯れて」きているのを実感します。

いろいろなところで学ばせてもらって、この状態は決して悪いことじゃないな……と思っています。

そういえば、いろいろあれこれ変化があって、父の介護を「最終章」と銘打ってからすでに2年くらい経過しているような……( ̄▽ ̄;)

 

「最終章」が長ければ、それだけ穏やかに終わりを迎えることができるのかな?と安堵したり、長い分、生殺し状態にしてしまうのかな?と悩んだり……これも毎日気持ちが揺れています。

 

でも、今はとにかく父が苦痛を感じないことを最優先にしたいと思っています。

私のことを忘れてしまっても、穏やかにしてくれていればそれでいい。

何もしなくて何も食べられなくても、はたして生きている意味があるのか?と言われてしまえば私はつらいですが、父の表情が穏やかであれば、それが最良なことだと自分に言い聞かせています。もちろん口から食べられるにこしたことはないけれど、無理強いしてまでトライさせたくありません。

これまでたくさん苦労をし、たくさんツラい思いをしてきた父に、これ以上ツラい思いをさせたくありません。思いっきり甘えさせてあげたい、父が望むなら、全部私たちがやってあげたい。

 

明日も 

「バッキャロー(#`皿´)」

「テメエの顔なんか見たくねぇ!💢」

と罵声を浴びるのを楽しみにしています(笑)

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