泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年2月27日の【介護日記】から

未だに続く父の入院生活。

平日は仕事の都合で泊まりが難しく、金曜日の夜から日曜日の朝まで泊まっていたように記憶しています。もしかしたら月曜日の朝は病院から職場へ向かったのかも。

今ってコロナで付き添いや面会NGみたいだけど、そんなの私には耐えられない。あの頃にコロナが蔓延していたら私のほうがつらくて病気になってしまっていたかも💦

 

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【介護日記】2015年2月27日

 

水・木と病院に泊まってあげられなかったら、父はすごく寂しそうにしていたと看護師さんから聞かされてせつない気持ちになっていましたが、今日と明日の晩は病室に泊まって父と過ごします。


仕事の終了時間から1分も経たないうちに会社を飛び出し、3分後には電車に乗車。

乗り継ぎがタイトなのでずーーーーっと全力疾走で、父の元へ着くときには、この季節なのに大汗をかいています(^_^;)


1秒でも早く父の元へ駆けつけたいから、病院の夜間受付で名前を書く際に、前の人がゆっくりていねいに書いていると、思わず舌打ちをしたくなります(笑)

私はただでさえ字が汚いのに、すこしでも早く書こうとして、もはや解読不可能なほどの“サイン”状態(笑)


病室へ着いたら、急いで全身に除菌スプレーをかけて手を洗ってうがい。

ようやく父のベッドまでかけより、「お父さん、ただいまー!」と言ってハグします。


全然自分の時間はないし、病院のベッドは寝心地悪くて疲れは取れないし、食事は売れ残りのお弁当ばかりだし、お酒は飲めない(。>д<)

……でも、なぜだかとっても幸せな気持ちです。

そしてこれまたなぜだか毎日涙が流れます(。´Д⊂)

2015年2月25日の【介護日記】から

昨日の過去は【介護日記】の書き込みがあがってこなかったのでお休みしました。

8年前の今日もまた、2件の投稿をしていました。

入院中の父の付き添いを綴っています。

文面を読み返してみると、泊まり込んでいますね。

寝返りも打てない簡易ベッドだったけど、父の傍にいられるだけで幸せでした。

 

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【介護日記】2015年2月25日

 

例によって早い時間から眠り始めた父。消灯時間の9時になっても起きる気配がないので、その時点で本格的に寝かせました。

看護師さん曰く、「ゆうべは寝なかったんですよー。ご家族が誰もいないのがわかって寂しかったみたいですよ。今日は安心してるからよく眠れるんですねー」……「寂しい思いをさせてごめんね!」と心のなかで謝る私(。>д<)……同時に「このまま朝までぐっすり寝てね」と願いも(^_^;)


0時になって、体向変換をしてから私も寝ようと思いましたが、これだけ爆睡しているのに無理矢理起こすようなことをして覚醒されても困るので、ちょうど点滴交換に来た看護師さんと相談の上、とりあえずこのまま寝かすことに。

でも……電気を消したとたんにお約束のように起きちゃった!Σ( ̄□ ̄;)

とりあえずそこから1時間は私もなんとか付き合いましたが、もう限界(丿 ̄ο ̄)丿

起きたついでに体向変換を済ませ、わめく父をシカトして私も床につきました。


そうしたら、「誰も俺のこと助けてくれない( TДT)」と泣いています(^_^;)……オイッ(ノ`△´)ノ(笑)

 

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そしてもうひとつ。治療のためしばらく絶食が続いていましたが、ようやく栄養注入が許可されました。

このときはこれがずっと父の「食事」になってしまうとは思ってもみず、退院したらまた普通に食事ができるものだと信じて疑っていませんでした💧

 

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【介護日記】

昨日からやっと栄養注入が始まりました。

まだメイバランス250mlが1本だけですが、そのおかげで腸もよく動くようになり、お通じも大漁節(^○^)


まだ下剤を通常より多めに投与していますが、だいぶ状態はよくなってきました。

2015年2月23日の【介護日記】から

時系列を揃えたほうがいいかな~と思ったので、ここ数日は同じ年の介護日記を振り返りとして投稿しています。

毎日何かしら綴っていたんですね。

職場から大急ぎで、それこそ気持ちのうえでは電車の中でも走っているような気分で帰路を急いでいました。

病室へ入るなり父をギュッ~とハグするのが恒例でした。父には80%の割合で拒否られましたが(笑)

 

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【介護日記】2015年2月23日

 

仕事帰りに父の入院する病院へ直行。

今日は学生時代に父の店でバイトをしていたO君が来て、日中父に付き添ってくれていたので安心でした。しかも駅まで迎えに来てくれたので大助かり\(^o^)/

電車とバスの乗り継ぎがギリギリのため夕食調達は諦めていましたが(売店も閉まっちゃう)、おかげさまでコンビニに立ち寄って買うことができました。


病室に着いてすぐに、父の体向変換をしようと思ってナースコール。看護師さんはすぐに来てくれましたが、なんか様子がヘン(丿 ̄ο ̄)丿

恐る恐るカーテン越しに覗くような感じで入ってくるなり、

「わ~(。>д<)びっくりした~!」

なんのことかわからずにいたら、

「ナースコールが鳴ってびっくりしたんですよ。○○さん(父)が押せるわけないのに。(父以外)誰もいないのに何で鳴るの?って( ̄□||||!!」

どうやら看護師さん、私が来たのに気づかなかったらしく、本気で驚いていました(笑)


父に「ただいま~!」と言って顔を近づけると、半泣き&半怒りで(笑)

「どこに行ってたんだっ(#`皿´)」……そのあとすぐに表情が変わり、「顔を見なかったから心配したんだよー(。>д<)」って(。´Д⊂)

日中一緒にいられなかった埋め合わせをするべく、音楽に合わせて父の前で面白ダンスを披露(笑)

……よかった、笑ってくれた(^ー^)


あと1時間くらいいるつもりです。