泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2017年9月27日の【介護日記】から

だんだん認知症が進行し、まだらボケではありますが、その比率が変わってきてきました。

でも、父本人もわからないところで私が娘ということは脳内に残っているようです。

訪問診療の時には怖くて私の手をしっかり握ったり、よその人には超敬語なのに私には悪態つくし(笑)

心は許してくれているんだな、と❤️


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【介護日記】2017年9月27日

 

最近は目の前にいてお世話をしている私が娘だとわからなくなることが多くなった父ですが、それでも今までは、かつて娘がいたと認識してくれていました。

ところが最近、過去にも娘がいたことすらわからなくなってきたようです(-_-;)

 

これまでは父の「おまえは誰だ?(`Δ´)」……に対して、私はその時々臨機応変にいろいろな役を演じてきました。そして同時に娘や息子がいたことを尋ねていました。

今までは「いたな~」と言うこともありましたが、最近は「そんなのいるわけない!💢」とつれないお言葉(>_<)

 

毎日「私の名前、忘れた?ハルコだよ!」と言っても、毎日「初めて聞いた」と( ̄▽ ̄;)

まっ、娘だということは忘れても、「バッキャロー(#`皿´)」と怒鳴ってくるということは、私を身内と認めている証。他人様には絶対に言いませんから。名前はめったに呼んでもらえなくなったけど、それでよしとしましょう❤

 

毎日口をこじ開けて棒(歯ブラシ)を突っ込んだり、熱いタオルを押し付けて(笑)顔をヤケドさせようとする(!)私は「俺(父)のことを弄ぶ悪党」なので、怒鳴られるか殴られるか(笑)

でも、なぜだかこれが幸せに思える今日この頃❤

明日もアッパーを避けることに神経をつかわなくては(笑)

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