泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年4月10日の【介護日記】から

胃ろうをして嚥下リハを復活させたいと必死になっていた頃です。

 

当時は無知で、歯医者さんは虫歯治療や口腔ケアをするだけで、嚥下リハにかかわっているとは知りませんでした。

実際、このとき当たった歯科医師は大ハズレで、歯科医自身が嚥下リハのことをわかっていませんでした。

その現実を知り、ドクター選びは慎重になりました。SNSでも友人知人に情報を求めていました。

 

   ↓


【介護日記】&ご相談  2015年4月10日

 

父に胃ろうを作って経管が取れ、喉がスッキリしたので少しでも口から…との思いを持っていましたが、その後体調を崩してしまい、全部ストップ、リセット状態となっていました。

本日、約2カ月ぶりに訪問歯科の口腔ケアがありました。

ところが……。


私が帰宅するなり、母が私に訴えてきました。

「今度の歯医者さん、全然ダメっ(-"-;)」

しばらく期間があいてしまったので、歯科医訪問のスケジュールが変わったため、先生も変わりました。

歯医者さんが来て間もなく、お店(我が家は自営業)にお客さんが来たために母は父の元を離れました。わずか数分のことです。

ところが母が戻ってみると、もう終わったとかで帰り支度をしていたそうです。あまりにも短時間なので、母がこれまでの歯医者さんがやってくれたこと、歯ブラシで歯の表面を磨くだけでなく、歯間もしっかり掃除をしてくれたことなどを説明すると、そこでやっとカルテ?申し送り書?みたいなものを見て、「あー」と(-"-;)

私と違ってあまり物言いをしない母も、さすがにこれは呆れたようで、「今度も同じ様子だったらケアマネさんに言って変えてもらう」と。


そこで私は、「歯磨きだけの口腔ケアじゃなくて、誤嚥を防ぐようなリハビリを兼ねた口腔ケアをしてくれるような歯医者さんを頼もうよ」と母に持ちかけました。

すると母は、「歯医者さんは歯をきれいにするだけしかやってくれないわよ」

私「それはお母さんが勝手に決めつけているだけじゃないよっ!なんでケアマネさんに聞いてみないのよ?(-"-;)」

母「だって歯医者さんは歯をきれいに…」

以下、繰り返しの堂々巡りで私と母のバトル勃発o(゜ぺ)○☆

そこへ父が割り込んで、

「ケンカしちゃだめだよー(ToT)」

…またやっちゃった ( ̄Д ̄;) お父さん、ごめん(^_^;)


そこで皆さんにお尋ねしたいのですが、飲み込む力が衰えて誤嚥性肺炎を起こす可能性のある父のような場合、歯医者さんにその予防や機能向上も兼ねた口腔ケアをお願いすることはできないものなのでしょうか?

本格的なものは(何をもって本格的というのかは定かではありませんが)望んでいません。内視鏡で確認しながらやったりということもあるそうですが、在宅のままでいたいので、ホントに嗜好程度に口に入れられればとりあえずは良しということで。

そこまでやっている歯医者さんは全体から見ればまだまだ少ないということも聞いているので、我が家のエリアではもしかしたら難しいかもしれませんが、まずは当たるだけ当たってみたいな、と思っています。

もし、可能である、できないわけではないという場合、ケアマネさんには何と言って要望を出せばいいのでしょうか?


少し前までは、口から食べさせることに積極的でなかったために、こちら方面の情報収集が遅れています(母は相変わらず消極的)。

どうぞお知恵を貸してください。よろしくお願いいたします。

2014年4月8日の【介護日記】から

10年前の今日の振り返り。火🔥のことを話題に出しているから、ストーブをつけていたんですね。

今日はクソ暑かったから(笑)、この10年でかなり温暖化が進んだのでしょうか?

 

余談ですが、数年振りに風邪ひいて熱まで出してしまったので今日は暑さ倍増だったんです。

幸いなことにコロナでもインフルでもありませんでしたが😷

だけど当日になって病気で仕事休んだのって、今の職場に勤務して初めて😱


さて、話は戻って火の話題。父がナイスなツッコミしてくれました。定番のツッコミなんですけど(笑)

倒れる前から無口な父だったので、意識して声を出させるようにしないとと、必死にネタを考えていました。


   ↓


【介護日記】2014年4月8日


最近、父がずいぶん言葉を発するようになりました。

以前はマトモな内容がほとんどなく、時々聞き取りにくいこともあるので、とりあえずテキトーに相槌を打つだけということも多々ありました。

最近はそんな生返事だと、すっげー怒られます (^_^;)

「おまえはちゃんと人の話を聞いているのかっ\(`o'") 」と。

血圧が上がらない程度の怒りは、酸素も取り込めるし元気な証拠でありがたいです。


その父ですが、倒れる前までは商売で危険物を取り扱っていたこともあって、火にはとても過敏です。今でもすぐに「火を消せっ!」と大騒ぎ(寒いのに… ( ̄Д ̄;))

数日前のことです。その時も「火を消せ」とうるさくわめていてた父の前で、私はプッ!と、粗相をしてしまいました (^_^;)

それで父に「お父さーん! (お〇ら)出ちゃった(^_^;) 失礼!」と私が言うと、父は「屁(へ)はいいが火(ひ)は絶対ダメだっ!」と激怒(笑)

私の粗相は怒られませんでした\(^o^)/

…しかし、こんなトンチというかパンチの利いた発言!

とーちゃん、グッジョブ (o^-')b


住所も、以前は自分が子どもの頃に住んでいた実家の住所を言い、家にいるのに元の家を自宅だと思い、「帰るんだよー!」とよく騒いでいましたが、最近はきちんと現在の居住地の住所を言います。驚きです。

2019年4月6日の【介護日記】から

今日は2019年の振り返り。父の体調でアタフタでしたが、結果的には笑い話。

だけどまさか、これから1か月弱で父が旅立ってしまうとは思ってもいませんでした。

まだまだお世話をする気満々だったのに😢

 

   ↓


【介護日記】2019年4月6日

※母からの報告📝✒️


昨夜のことです。ジム🏋️ってきた私は少し遅めの帰宅(呑んで帰るほど遅くはならなかったけど😜)

帰宅するなり玄関口で母が話し始めました。


母「昼間、お父さんの様子がおかしくなった💦 顔が赤くなって息が荒い。熱を測ったら38度っ!🤒\(>_<)/」

私「え?!!(゜ロ゜ノ)ノ今頃風邪🤧?」

…熱が38度にまでになるなんて大変なこと💦

風邪なのか肺炎なのかはたまた他の感染症なのか…😱


だけど話し続ける母の様子はそんな感じではない。ニヤニヤ😏というかクスクス🤭というか……。

母曰く「布団かけすぎた」…( ̄▽ ̄;)アッ

昨日は日中、急に気温が上がったため、父の体温も急上昇⤴️⤴️⤴️

午前中は肌寒かったのでたっぷりお布団をかけてあげていたら、そのまま熱がこもってしまったようです。


今の父は自力での体温調節が難しいカメレオンパピー(注:わが家に限っては子犬ではなくパパ=父の意)💦

かけるお布団の加減をしなくてはならないのですが、まさかいきなりこんなに気温が上がるとは思ってみなかったようで……😅

その後、大急ぎで脇の下と鼠径部に保冷剤を当て、手足を布団から出してパタパタ団扇であおいでいたら、瞬く間に平熱に(*´∀`)ホッ


すぐにおさまったから笑ってすまされたけど、春先でこれだから、夏は細心の注意を払わなくてはならない父の体温管理💦

冬は布団を掛けまくればいいけれど(笑)これからの季節は微調整が必要になってきます。


母と私、合わせて4つの目👀と4つの鼻の穴🐽と4つの耳👂️と20本の手指🤘を駆使して父の変化を見守ります❤️

そうそう!父の主治医に「(これだけ毎日よく見てくれて)ありがとうございます」と言われてしまいました(笑)

「自分は出る幕ないです」って(笑)

母が主治医の仕事取ってます🤣🤣🤣

私はまだまだ母のパシリにすぎません😜