2019年6月5日の【介護回顧録】から
父を見送ってから約1か月後。
なんだか体に力が入らないような。
だけどボーッとしている時間はないと、母も私も馬力全開でこの日まで過ごしていました。
今でもこの時のことをたまに振り返りますが、悲しいはずなのにドタバタ満載で笑いも盛りだくさんでした。
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【介護回顧録】2019年6月5日
今日は本当だったら父の胃ろう交換の日でした。1年前から予約していました。
毎年、「来年はわからないな……」と思いながらもその日を迎えられることに安堵し、そしてそれがいつしか当たり前のことと思うようになっていました。
それが今年はもう無い……こういうことを感じると、途端に寂しくなりますね。朝から泣いてメイクできなかった💦(スッピンだけど仕方ない🤣🤣🤣)
1年前からの予約なので、今年のカレンダーを壁に貼った際に、母が真っ先にその予定を書き込んでいました。
父が亡くなり、キャンセルの電話をした直後に母が修正液でその予定を消し、その上から書いた新たな予定は、父の位牌の出来上がり日。何だかな~( ̄▽ ̄;)
胃ろうを造るまでには私も母もすごい抵抗&葛藤がありました。その日々は「闘い」でもありました。そのときの思いを振り返るのには少し時間が必要かも。
だけど自分の歯磨きや洗顔よりも念入りに優先して胃ろうチューブのお手入れをしてきたおかげで(笑)、まったくトラブルなく最期まで過ごせました。
きれいなので1年ごとの交換で大丈夫と言われたけど、先っぽは毎日開閉して酷使していたからクシャミしただけで開いちゃうことも(笑)
経鼻カテーテルから胃ろうにした後、父の体調は安定しました。
何より鼻から胃まで通っていた異物がなくなり、ストレスがなくなって顔つきも変わりました。
嚥下リハも少しだけどチャレンジし、大好きなかき氷やアイスを食べさせてあげられました。
ゼリーが嫌いな父だったから、ゼリーで食べる練習できるわけなかった(笑)
ここ数か月で徐々に栄養剤も入りが悪くなり、無理に与えると苦しがることもあったので、母と私は少しずつ調整しました。
だから肥料を与えすぎて根腐れを起こした植物のような状態ではなく、父はきれいに枯れていきました。
父の死顔を見た葬儀社の方が、
「あれ?もう死化粧されました?」と勘違いするほど、きれいな顔でした。
父がこんなにイケメンとは知らなかった🤣🤣🤣
あっという間に1か月が過ぎました。
この1か月はところどころ記憶が飛んでいます(笑)
あっ! おはようございます🎵