泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2014年4月21日の【介護日記】から

いきなり2014年まで遡ってしまいました(^_^;)


退院後、要介護状態ではありながらも穏やかに過ごせていたようです。

この前年に誤嚥性肺炎で入院をしてからの介護は、それまでとは一変しました。


とにかく父を注意深く観察し、検温や排尿排便のチェック、念入りな口腔ケアにマメな体向変換等々……やることはたくさん増えました。


私は仕事に行っていたので介護のメインは母ですが、主治医や訪問介護スタッフさんの力を借りて父が少しでも快適に過ごせるよう毎日必死に(気持ちは必死だが、実際はかなりの手抜き🤭)過ごしました。

聴診器まで買っちゃいましたよ。

 

    ↓


【介護日記】2014年4月21日

 

毎日の父の介護のスタートは検温から。昨年退院して在宅介護を再開してから一日も欠かさず続けています。

最近は体温計を使わずとも、父の顔色で体温がほぼわかるようになりました。

そのため、測る前に「今日は〇度くらい!」と予測しています。

たいがい体温計の表示とプラマイ1度くらい!

特に母はほとんど誤差なく当てているからお見事です\(^o^)/

たぶんこれは毎日一緒に過ごしている家族だからこその芸当(?)だと思います。

どんなに優秀なドクターや看護師さん、介護スタッフの方々でもここまで見られないと思います。

主治医の先生にも言われました。

「自分たちがどんなに手当をほどこしたところで、ご家族のケアにはかないません。自分たちはご家族を手伝うにとどまります」と。

常に後ろで構えていてくれるプロがいるから、素人の我々家族でも介護に向き合うことができるのです。

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