泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2013年8月27日の【介護日記】から

父のお通じ💩のチェックは健康管理に欠かせません。

毎日オムツ交換の際は、顔に💩がくっつきそうなところまでオムツに顔をギリギリまで近づけて💩をチェック(ド近眼+老眼なもので👓️)

においや形状、色……くまなく観察するちょっとフェチな娘です(笑)

シモの世話をされる側はきっと嫌だろうなと思います。

それをさせてくれる父に感謝です。


母と私以外には抵抗を示すので、訪問入浴サービスの時でも、おシモのケアは極力母と私がするようにしていました。

父のお尻はデリケートなので、宝物のように扱わなくてはなりません。

そこまで慎重にできるのは家族だけでしたから。

 

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【介護日記】2013年8月27日

 

現在父は自然なお通じがなく、薬で促しています。毎日だとお尻を酷使してしまったり、脱水状態の危険があるため(常に水様便なので)、基本的には三日に一度としています。

入院前も薬のお世話になっていましたが、あの頃はけっこうアバウトでお腹の張り具合で「あれ? 何日出てなかったっけ? そろそろ(下剤を)飲まそうかなー」と呑気な排泄管理でした。

しかし現在は、便秘によって胃の内容物が逆流→誤嚥の危険もあるため、けっこう神経を使います。

少し前、入浴日の都合で四日めにお通じを促すように調整したことがあったのですが(入浴によって脱水の危険があるため)、わずか一日延びただけで腹痛を訴えたことがありました。以来、きちんと三日おきにお通じを徹底するようにしています。入浴日には水分補給に細心の注意を払うようにして、なんとか乗り切っています。


三日に一度…そのパターンでいうと、本当なら今夜、下剤の注入をする予定でした。ところが今日の午前中、予定外のお通じがあったのです! 土曜日に薬を注入して翌日曜日にお通じがあり、今日のはもしかしたらそのときの残りが出ただけで、純然たる自然なお通じではないかもしれませんが、何にせよ出たのは喜ばしいことです。薬を与えないと絶対に出ないと決めつけていた私には、嬉しい誤算でした。

…ぶっちゃけ、下剤って水に溶けないからその都度すり鉢で擂って細かくする工程があるので、けっこう面倒なのです (^_^;) …いやいや、自分の手間が省けたから嬉しいわけじゃないですよ♪

なので今夜は下剤の投与はなし。


一時は危篤状態にまでなった父が、寝たきりとはいえ落ち着いた体調でいてくれてホッしています。

今日は「お父さん、お尻きれいに洗うからね」と言うと、父は嬉しそうな表情してくれました。時々あるマトモな状態の時は「恥ずかしい」と悲しそうな顔をします。嬉しそうな表情をするということは、アタマのほうは花畑状態ということで、ちょっと複雑な気持ちですが、穏やかな表情を見られるのは嬉しいものです。

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