泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年6月28日の【介護日記】から

在宅介護にはマニュアルもルールもありません。

要介護者……わが家の場合は父ですが、父が快適ならそれでよし👍️

介助の際に、マヒ側をどーのこーのとか教本にはあるようですが、父はそれと正反対のほうが父本人も私たちもラクでした。

 

で、この日もマイルールでやりたい放題(笑)

家の中で好き勝手に振る舞うということ、大事です(笑)

父も元気な頃は熱湯のように熱いお風呂に入った後、真っ裸で玄関開けて涼んでいましたから🤣

この日のことはその延長みたいなもんです(笑)

 

    ↓


【介護日記】2015年6月28日


梅雨から夏が終わるまでの期間が、父のケアで一番神経をつかいます。

熱中症や脱水などは命に関わるからもちろん一番気をつけなくてはならないことでありますが、その他にこの季節に気にかけなくてはならないのがあせもやオムツかぶれ。


ベッドの除湿機能をフル稼働させますが、なかなか完全に防ぐところまでいきません(>_<)

具体的な説明で恐縮ですが、ちょっと油断するとすぐに鼠径部や陰嚢の裏側が赤くただれてしまいます。命に関わるものではないけれど、痛くなったり痒くなったりで不快になっては辛いですよね。


で、私が一人でいるときは、オムツの前を広げてご開帳(笑)、時々風通しをよくすることも(* ̄∇ ̄)ノ

もちろん父のプライドを傷つけるわけにはいきませんから、「お父さん、誰もいないからおマタのところ開けて涼しくしようか?」とまずお伺い。

「ホントに誰もいないか?いたら恥ずかしいから嫌だよ」

「大丈夫!ちょっとだけだし。私が見張ってるから」

「おまえが見張っててくれるならいいよ」

……と、父本人の許可を取り付けたところで、オムツの前を開け、竿(!)にだけは筒状にしたパットを当てて保護( ̄▽ ̄;)

恥ずかしさを除けば、けっこう快適なようです。


女子高生だった昔、教室で暑い時に下敷きであおいでスカートの中に風を送っていました(笑)

けっこう気持ちよかったから、オムツをはずして風通しをよくするのもけっこう気持ちいいかと思ってやっているんですが……。


こればっかりは絶対に在宅じゃなくちゃできませんね(^艸^)

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