泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2012年7月16日の【介護日記】から

11年前の投稿。

体調を崩した父を入院させるか否かで主治医と話し合いをしましたが、私と母は迷わず在宅での治療を選択。

 

在宅介護が始まってから10年は経っていますが、本当に寝たきりの状態になってからはまだそれほど経ってはおらず、いろいろ不安でいっぱいでした。

 

点滴の調整もオドオドしながら。

…やがて看護師顔負けのハイスペック素人になるとは、この頃は誰も考えていなかったことでしょう(笑)

 

だけどこの頃はまだ、鰻を食べられたんだなと思うとちょっと切なくなります。

 

    ↓


(まだタイトルなし) 2012年7月16日

 

数日前、父が体調を崩してしまいました。主治医の先生からは入院を薦められましたが、私たちは在宅治療を希望。

そのため、家で点滴をやることになりました。とはいえ、我が家に点滴台なんてないしー ( ̄Д ̄;)

そこで考えたのが、写真のように天井から針金ハンガーを吊るし、そこに点滴の袋を引っかけるやり方。介護生活も十数年ともなると、いろいろなアイデアが浮かんでくるものですね (^ヘ^)v

おかげで点滴のやり方も覚えてしまいました。交換の仕方とか、薬剤を落とす速度の調整とか…。


結局父は昨日の日曜日まで点滴を続けていましたが、今日はすっかり元気になり、ウナギをペロリと食べるほどに♪

先週前半はほとんど反応がなくて、そろそろ覚悟をしなくちゃいけないかな…とも思いましたが、今日はもうやかましいぐらいで、ホッとする反面イライラ(-"-;)

とはいえ、イライラさせられるというのは父の体調が安定していてワガママを言ってくるからこそで、それは平穏の証ということを改めて思い知らされました。

イライラは美容には大敵だけどね (^_^;)


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