泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年3月12日の【介護日記】から

また父の入院付き添いの年の振り返りに戻ります。

病院に泊まり込み、こっそりシャワーも使わせてもらうときもありました。優しい看護師さんは「使っていいですよ」と言って見なかったことにしてくれて(個室のシャワーは患者だけしか使用しちゃいけないんだろうか?付き添いは使用不可?結局確認しませんでした)。

シャワーを使えることによって、以前よりも続けて病院に泊まることができるようになりました。

  

この頃には介護と看護の違いを認識し、病院に多くを要求することはしなくなりました。おかげでストレスも減り、穏やかに父に付き添うことができるようになりました。

 

介護のノウハウは自分で情報収集したり勉強会に参加したりして知識を得ていたので、素人のわりにはいろいろ知っていたと思いますし、それらを自分なりにアレンジしてより父が快適に過ごせるよう工夫してきました。

それを病院の看護師さんのほうが興味を持ってくれました。父の時は興味止まりだったけど、それが日常的に実践されているようになっていると嬉しいのですが。

 

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【介護日記】2015年3月12日

 

病院に泊まり込みをするようになってから、家で寝るのは3~4日に一度というペースになってきました。日中ずっと付き添っている母に夜まで負担をかけたくはないけれど、仕事に行く都合上、着替えやお風呂の問題があるので、時々は帰宅。その時は母に夜も頑張ってもらっています。

一時期、ごく一部の看護師さんに腹を立てましたが、介護をするのは私たち家族!と、原点に立つことで、気持ちよく過ごせるようになりました。

こちらが最初っからやることで、困ったちゃんナースに「やってくれない(-""-;)」と腹立てなくてすむし、一所懸命やってくださるナースは、向こうがこちらに感謝してくれるしで……(~▽~@)♪♪♪


病室にも在宅で使っている介護グッズや母お手製の衣類を持ち込んでいますが、それらに対してナースの皆さんがしょっちゅう驚いています。

「こんなの知らなかった」「今度からこの病院でも購入するよう申請しよう」とか。

病院が意外と介護グッズを知らないことに驚きましたが、介護者側から病院への情報発信、なかなかいい気分です(゜∇^d)!!


昨日家で寝たので、今夜からまた4連泊ほどするつもりです。お風呂は無理だけど、シャワーは優しい看護師さんが「見なかったことにしますから」といって黙認してくれるのでありがたいです(ナイショ!)……黙認してくれる人としてくれない人がいるので、毎日というわけにはいきませんが(^_^;)

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