2014年4月29日の【介護日記】から
2014年の頃は、寝ても覚めても遊んでも呑んでも常に父のことが頭にありました。
呑みに行けるというのは、父の体調が落ち着いているということ。友達と呑んだり食べたりももちろん楽しいけれど、家を空ける気持ちの余裕があるというのが何より嬉しいことでした。
時々↓のように外にいるときに家から電話が入ると、もういても立ってもいられなくて吹っ飛んで帰ったこともあったけど。
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【介護日記】2014年4月29日
昨日、父はとてもご機嫌でした。冗談を言ったり時折思い出し笑いをしたり…ずいぶん笑っていました。
そして笑い過ぎたせいかどうかはわかりませんが、しゃっくりが出てしまいました。
父がしゃっくりをしたのを見たの、実は初めてです。元気な頃はいちいち父のしゃっくりなんて気にしちゃいませんでしたから、おそらく要介護状態になって初めてのしゃっくり。
しゃっくりを止める方法はいろいろありますが、私自身がすぐに実践するのは息を止めること。ところがそれを父に強いても無理!
自分で止められなければ、止める手助けをすればいい…と、安易に口をふさいでみましたが(!)、かえって呼吸をしようとするので逆効果!
続いて古い方法だけど、「ワッw(☆o◎)w」と驚かしてみましたが、こちらの「驚かすぞー」オーラがにじみ出てしまっていたようで、これも無理。
たかがしゃっくりですが、父のような状態の人間がしゃっくりが起きた場合、どう対処したらいいのかわからず、とても不安になってしまいました。
昼の経管栄養注入が終わってあまり時間が経っていなかったこともあり、逆流して誤嚥したらどうしようと、ハラハラしてしまいました。
その後、私は用事があったため、母にあとを任せて出かけたわけですが、途中、母から電話が。
父に何か起こったかと思い、不安な思いで電話に出たところ…
「お父さん、ウ〇チ出た。何時頃帰ってこられる?」
弟嫁も留守にしており、弟は店に出ずっぱりだったため、運悪く手が足りない状態。
私は用事を大急ぎで片付けて帰宅しましたが、それでも電話があってから1時間かかってしまいました。
父は気持ち悪かったらしくブンむくれ (^_^;)
いつも出たらなるべくすぐに処置してあげているのですが…。
お父さん、ごめんm( _ _ )m
次の往診時、主治医の先生に、しゃっくりが出た時の対処法、聞いておこうと思います。