泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2013年7月30日の【介護日記】から

禁食厳守となり鼻からチューブをぶら下げた父と同じ部屋で食事をするのは本当に申し訳なくてつらかった😭

でも、どんな状況でもお腹は空くし、美味しいものを食べたいと思う罰当たり娘。


それで、ある時期から、食べるのをやめることは無理だけれど、一番の大好物を断つ決意をしました。

次にそれを食べるのは、父が再び口から食べられるようになったら!と。

 

残念ながらそれは叶わなかったんですけどね。

父が亡くなってから、もう我慢することはないんだと解禁して山ほどその好物を買い込んで、満腹になるまで食べました。ずっと泣きながら……😭

 

  ↓


【介護日記】2013 年7月30日


父が退院してまもなく1か月。

一時は覚悟しましたし、以前よりも衰弱していることは事実です。

でも、加齢による衰えは自然なこと、そしてその衰えた親を介護するのは娘としてあたりまえのことだし、それができる環境にあることは、むしろ幸せなことだと、介護を再開してから思えるようになりました。

なので、毎日バタバタしてはいますが、幸せを感じています。

介護におわれながらも(家飲みですが)ビールを飲む余裕もできました。

父が飲めないので、この時だけは父のベッドを思いっきり高い位置まで上げて、食事風景を父の視界に入らないようにしています。

お父さん 、許せ!


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