泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

バレンタインデーだったね

今日は過去の別のSNS(面倒くさい言い回しになるからハッキリ言っちゃいますね。Facebookです)の投稿を見ても、父の介護に関する投稿は出てきませんでした。

ほぼ全部バレンタインのチョコやら菓子がらみ。

無理やりこじつけると、姪っ子(当時は怪獣1号と呼んでいた。弟娘。ちなみに妹息子が怪獣2号。現在は1号21才、2号16才)が「じーちゃんに!」って手作りクッキーを持ってきてました。その後のお返しであるお小遣い目当てでね(笑)

私は成功作ができるまで毒味…もとい、試食係をやらされていました。

そんな投稿はありましたね(笑)

 

さて、そのバレンタインデー直前の先週の土曜日、佐久に住む【ぼおいふれんど】から真っ赤な愛が届きました🍓


親子ほども年の開きがあるのに、そんなこと感じないくらい大人で優しくてなぜか仲良し❤️

一応、お互いに「夫(予定)」と「妻(予定)」と言い合って楽しんでいます。知り合って間もなく、将棋のプロの人が母親ぐらいの年齢の人と結婚したとかいうニュースを聞いて「私らも可能性あるんじゃね?(笑)」というのがきっかけでした(笑)

さて、この(予定)が取れる日は今世で訪れるんだろうか🤣

 

でもね、ホントに優しい子で、律儀に私の誕生日を覚えてくれていて、当日には必ずメッセージをくれます。私のほうは平気で忘れる不義理者なのに💦

 

彼は看護師。頼もしいナースマンです。今でも日々勉強し続けていていろいろな資格取得をし続けています。

数年前に在宅医療のセミナーで知り合って以来のお付き合い。

若いけど頼りになる医療従事者のひとりです。

 

私がメンタルを病んでしまったこととコロナの影響で、ここ数年リアルで会えていないけれど、会えるようになったらまた一緒に肉を食らいたいです。

ちなみに彼を可愛がっているドクターが、私と生まれ年が一緒(同学年じゃないということで大きな隔たりが笑)で、この人もホントにいい人!

Kセンセーにも会いたいよね!



プレゼントのイチゴは大きなのが3粒、まるでルビーのよう💎

もったいなくて食べるのが惜しい!

でも食べるよ~😋

ビタミンCが五臓六腑にしみわたりました。

2015年2月13日の【介護日記】から

19年在宅介護をしていたとはいっても、私は外で仕事をしていましたから、実際にはほとんど母まかせ。私はサポートにすぎませんでした。

だけど人間って、慣れてくるとすごいものですね。

母はいつの間にか私が帰宅して父のそばで食事をしているわずかな時間に爆睡し、睡眠不足を解消してしまうショートスリーパーになっていました。

「昔の寝る間もないくらい働き詰めだった頃を思えばなんともない」と母は涼しい顔でしたが。

 

   ↓


【介護日記】2015年2月13日

父は時々昼夜逆転になってしまいます。夜に覚醒すると遠吠えのような声を出し続けます。そのため同じ部屋で寝ている母は常に寝不足気味(-_-;)

時々私が代わると言っても、「この場所じゃないと眠れない。夜眠れなければ少し昼寝するから大丈夫」とききません(。>д<)

父の“遠吠え”は違う階で寝ている私にも聞こえるぐらいだからかなりのものです(。>д<)

でも慣れとはすごいです。父は倒れる前、すごいイビキでした。今の遠吠えに負けないくらい。でも、無呼吸も時々あったので、イビキが鳴り止むと私も母もパッ!と起きました。イビキが止まったほうが心配だったんです(丿 ̄ο ̄)丿

そんなわけで、私が帰宅して食事やその後片付け、父の寝る前の仕度をする間、なるべく母に休んでもらうように心がけています。

ところが昨日、帰宅したら父がすでに寝ていました。

母曰く、「今日はほとんど眠りっぱなし」とのこと。具合が悪いのかと心配しましたが、どうやらそうでもなさそう。でもグースカ寝ています。

私が「ただいま!」と言っても起きません(>_<)

そういえばその前日、つまり一昨日は逆に全然寝なかったんです。

まさかついに1日48時間サイクルになってしまったか~?(*_*)

そんなことがあって今朝。

今朝は普通に目覚めてくれました。

「お父さん!昨日私が帰ってきたとき寝てたでしょ?『ただいま!』って言ってるのにさっ((( ̄へ ̄井)」と軽くスネてみせたところ、

「ごめんよ。でも、眠かったんだよ」って。

そこで、

「じゃあ今日はちゃんと起きて待っててよね!もし寝てたらブッ飛ばすぞ~!(笑)」

「なんだと~!コンニャロ~!……わかったよ(*≧∀≦*)」

文字にするととんでもなく荒っぽいやりとりですが、父は笑って返してくれます(* ̄∇ ̄)ノ

さぁて?起きて待っててくれてるかな?(^_^;)

2017年2月12日の【介護日記】から

父を介護するようになってからは、今まで気にも止めなかったことにも目が向くようになりました。

ご近所でも徘徊で夜遅く歩いている高齢者の方を、後ろからご家族が見守りながら気のすむまで歩き回らせている時もありましたし、体の不自由な方が自力で必死にゴミ捨てに行くところに遭遇したり。

いつの間にか自然とお手伝いをするようになりました。父の介護をしていなかったら、私はそんか人として当たり前の優しさすら持てないロクデナシ人間になっていたと思います。

父が体を張ってバカな娘に教育をしてくれたんだと感謝しています。



【介護日記】※ご近所目撃情報 2012年2月12日

 

わが町は高齢者が多く、杖や車イス使用の人とすれ違う率もかなりのもの。

 

私も車イスは見慣れているはずなのに、さっき見た光景にはびっくりぽん!(°Д°)

 

介助の人が「バックオーライ!バックオーライ!」と手を振って指示し、車イスの人はそのとおりにバックで見事に移動(^o^;)

自分でできることをやってもらうのはとてもいいことだと思うけど、今日見た人は“車イス”じゃなくて完璧に“車”扱いされていました(;゜∀゜)

バックミラー付いてなかったけど……💦