泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年2月16日の【介護日記】から

この日は他の年にも介護日記を書いていたけれど、昨日振り返った分の続きのほうを投稿しますね。

前日より少し元気になった父のことを書いています。

具合が悪くなるといてもたってもいられず、仕事中でも何度も家に電話したり、別料金がかかる特急に乗って少しでも早く帰宅したり。

私がいたからといって父の具合がよくなるわけでもなく、私の独りよがりに過ぎないんだけど。

よく、「役者は親の死に目に逢えないと思え」なんて覚悟を強いられる場面がありますが、私の代わりなんがいくらでもいるもんね!(実際には細かいことは私しかわからない部分もあるけど、経営悪化になるようなもんじゃなし)

私は迷わず父のほうを取り、仕事ほっぽりだしちゃいます。社会人失格(汗)

 

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【介護日記】2015年2月16日

 

今朝もまだ熱が平熱にはならない父ですが、解熱剤が効いているせいか、昨日よりは下がっています。

歯磨きをしようと思ったら、ちょっぴりお通じが。

熱のせいで一昨日あたりからあまり出がよくなくてお印程度なのですが、少しでも出てくれることはありがたい\(^o^)/

お尻を洗う際、「そーっとやれ!」「ゆっくりやれ!」と命令してきました(笑)

歯磨きの際も私を「バカヤロー!もっとていねいにやれ!」と怒鳴りました。

……薬が効いているだけなので油断はできませんが、怒鳴る力があることに安堵しました。


今日も先生が血液検査の結果を持って往診に来てくれます。大事にならないといいんだけれど……。


さらに今日は訪問看護の日。看護師さんの助けを借りて、着替えをさせようと母と話し、私はただいま通勤途中。

そうそう! 家を出る際も、父は「いってらっしゃい」の声を発してくれました。

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