泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2019年5月6日の【介護日記】あらため【見送りレポート】からから

父は自宅から斎場へ移され、私たちと離れての一晩。

わずか一晩の別れがとても寂しかった(涙)

これからは(肉体とは)永遠の別れが待っているのに(T-T)

 

だから少しでも離れたくなくて、通夜の日にはずっと父と過ごしました。一晩斎場の隣にある家族待合室に泊まり込み、ダイレクトに父の棺に行けるので、何度も何度も行き来していました。

 

死去~通夜~葬儀~火葬まではえらいハイテンションになり、よく泣いてよく笑ってよく(父のことを)しゃべって。

明らかに普通の状態じゃなかったと今振り返っても思いますが、父との別れを悔いなく濃密なものにするために必死だったんだと思います。


    ↓


「介護日記」改め【見送りレポート】

    2019年5月6日


今夜が通夜でした。

通夜の前には、湯灌に立ち会わせてもらいました。

今までの訪問入浴サービスとほとんど変わりないやり方で、緊張することなく父の体を“お風呂”に入れてあげられました。

 

スタッフの方が爪を切ってくれようとしたのですが、「私は爪切り係だったので」とお願いしてやらせてもらいました。

シャンプーも手足の洗浄も、顔拭きも、やらせてもらえるところはどんどん参加させてもらいました。

 

スタッフの方が「きれいなお肌ですね」と。

そう!父は最期までシミひとつない美肌でした。

下肢にはむくみがあったせいか少し体液が出てきたとのことでしたが、自宅でお通じがあった後は、排泄物は出なかったそうです。胃ろうの孔からも何も漏れなかったと。

 

湯灌の後は納棺に立ち会わせてもらい、あの世への旅支度も一緒にやらせてもらいました。

何もかもやらなきゃ気がすまない、葬儀社にしたらかなり迷惑なでしゃばり遺族かもしれませんが(笑)、スタッフの方は快く私の申し出を聞き入れてくださり、本当にありがたく思いました。

 

今夜は線香番をやるために、私は斎場に泊まっています。襖を開けたらすぐ父に会える❤️

(線香番以外は暇で思わずレポート綴りたくなりました。不謹慎と思わないでね🎵)

×

非ログインユーザーとして返信する