泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2013年6月15日の【介護日記】から

最近出番が多い、10年前の入院生活の振り返りです。

医療従事者のことを悪く言うつもりはないけれど、現に被害をこうむりましたからね。未遂だけど。

 

肺炎で入院、しかも要介護の高齢者。どんだけ体調の変化が起こるかわかりません。

それなのに、「さっき測りましたから」という検温をまんま信じて、たった今、一番身近にいる娘が自分の五感で感じ取った父の容態を信じようとしない💢

直前で検温し直して数字で見せつけなきゃ認めてくれないんだから。

患者の体調じゃなくて入浴スケジュールのほうを優先されちゃたまりません❗

 

   ↓


【介護日記】2013年6月15日


日付が変わったので昨日のことになりますが、父はお風呂に入れてもらう予定でした。

入浴は午後から。その前のお昼頃の定期的に行われる検温で37℃台前半の体温だったので許可が出ました。

その後、入浴前に点滴の箇所をビニールで保護したりベッドごと移動のためマットレスの電源を抜いたりと準備をしてあたら……。

なんだか父の様子(顔色)がヘン。私が熱を計ってみたら、37℃台後半に!

わずかの間に体調が急変、入浴は見送りとなりました。

この時、家族(自分)が付き添っていてよかったと安堵しました。

もしあの時、私が熱を計らなかったら、そのまま入浴決行して、後で大変なことになっていたかもしれません。病院側は最初に計った体温で動いていますし、入浴は分刻みで予定を組んでいますから、直前に計る余裕なんてありません。

本人は自分では何も訴えられませんから、細かいことはやっぱり家族が気をつけていなくてはいけないと思いました。


結局、父はその後も熱が上がり、今も目が離せません。

介護や看病でやることが増えるのは何とも思いませんが、高熱でうなされている父を看るのは辛くて泣けてきます。辛いのは父自身だから私が泣いてちゃいけないんですけどね。

できることなら代わってあげたい。高熱で苦しんでいることに対して何もしてあげられないことが悔しいです。

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