泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2015年6月21日の【介護日記】から

今年は同日が水曜日なので「あれれ?」と一瞬思ってしまいましたが、曜日で決まる記念日は年によって日が変わりますね。うん(笑)

 

仕事の合間の休憩中に父の日の話が出てきたものだから、なんかウルウルしちゃう振り返りです。

 

介護の最初の頃は、爪を切ってあげた後、父は自分で指と指を擦り合わせて、引っ掛かる部分とか気になるところがないかチェックしていました。

ガラス製の爪やすりで丁寧にやっていたから、いつも合格点をもらっていました(笑)

「ありがとよ~」って語尾を伸ばす父の「ありがとう」が耳に残ります。


   ↓


【介護日記】2015年6月21日

 

今日は父の日。とくに何かをするわけではなかったけど、私が父のそばにいたいという一方的な思いで、何も予定を入れず父のそばですごした一日でした。

やることも変わったことをやったわけではありませんが、平日よりは時間が取れたので、ていねいに爪を切ってあげました。

何度か書き込んだことがありますが、父は私以外が爪を切ることを拒否します。それが家族であっても(^-^;

爪を切るとき、父の手を包み込むように握ります。

父も私に身をゆだねるかのように握り返してきます。

来年もこうして握り返してくれることを願ってやみません。

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