泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2013年5月31日の【介護日記】から

10年前、父は入院中でした。

私は病院から仕事へ行く日々でした。

私が病室を出るとき、父は悲しそうな顔をするから、後ろ髪を引かれる思いで仕事に行っていました。

病室を出たらナースステーションに立ち寄り、「父のことお願いします」と、看護師さんを脅し…いや、お願いをして(笑)

 

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【介護日記】2013年5月31日


今日も仕事場から父の入院する病院へ直行。

父の病室へ入る際、私は必ず「ただいま~!」と言って入ります。

自宅と錯覚して少しでも穏やかな気持ちになってほしいから。

そして、「お帰り」と声に出して言うまでしつこく「お父さん、ただいま~!」と言い続けます。

声を出すことで少しでも臙下能力がよみがえることを願って。

飲食できるようになれば嬉しいし、それが叶わなくても、自分の唾を誤臙する危険もあるから、せめてそれは阻止したいなと。


今日は経管栄養摂取のためのレクチャーを受けました。

看護師さんによると、昼間に母がレクチャーを受けて「大丈夫。できます」といとも簡単そうに言っていたと聞いて、私は激怒!

たぶん説明をちゃんと聞いてなくて半分自己流に解釈してる。

さっき電話で叱り飛ばしておきましたが、やっぱり人の話聞かない(怒)

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