泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

振り返りじゃなくて「今」の思い

先日の岸田総理襲撃未遂事件で犯人を押さえつけた赤シャツの漁師さんを見て、父の勇姿を思い出した。

 

893を川に投げ飛ばしたり、難癖つけてきたチンピラを羽交い締めにして気絶させてしまったりと武勇伝は数知れない。

 

だけど柔道有段者の父は、決して自分からは手を出さない。

売られたケンカも買わない。

相手がしつこくてどうしようもないときだけ、自己防衛のために…が、過ぎてしまうだけ(笑)

父は正義の味方で真のヒーローだった🦸

 

もうすぐ父の命日。私がメンタルが不安定で発作まがいのことが起きそうになっても、父のことを考えると不思議と落ち着く。

昔、母が咳が止まらなかったときはずっと胸に手を当てて温め続けてくれたそうだ。手が痺れるほどの長い時間ずっと。

 

今も私の心の痛みに「手当て」をしてくれているんだろうな。

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