泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年10月30日の【介護日記】から

誤嚥性肺炎を発症した後は口から食べることが禁じられた父。

でも、早いうちから嚥下リハをやっておけば、ひょっとしたら食べる力を取り戻せたかもしれないと未だに悔いています。

病院を責めるわけじゃないけれど。

 

退院後、主治医の先生は「大丈夫だと思うんだけどな~」と、前向きに考えてくれていました。

それで嚥下専門の先生にも訪問診療をお願いしたのですが、時すでに遅し……だったのかどうかはわかりませんが、途中断念せざるを得ませんでした。

 

でも、時々父が意欲的になってくれることもあったので、アイスは常に冷凍庫にキープしておきました。

  

    ↓


【介護日記】2016年10月30日

 

つい先日、嚥下リハを(とりあえず)終了と決意したけれど……。

今日は父から「アイスあるか?」と言い出しました。

急に寒くなって、オムツ交換や入浴に備えて今日からストーブを使用しました。そのせいで冷たいものを欲したのかもしれません。

実際に口にすることができたのはほんのちょっぴりでしたが、私はすごく嬉しくてウルウル(T-T)

来月の診療で嚥下リハをしてくれる先生の訪問は終わってしまうけれど、これからも父が望めばアイスや飴くらいは食べさせてあげたい。

最後の日、先生に無理のない範囲でアイスや飴を口にするにあたっての注意事項を聞いておこうと思います。

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