2015年3月6日の【介護日記】から
前にも書きましたが、父の入院中に看護実習生が父につきっきりで勉強していました。
本当に一所懸命な女の子で、他のベテランナースよりもよっぽど患者に寄り添ってくれました。
…まぁ、プロのナースになったらい仕事が無限にあって、患者に微笑むどころじゃないんでしょうけどね。
それにしても一部のナースは本当にひどくて、何度もキレました。でも、いわば父を人質に取られているようなものだから、言いたくてもガマンしてたこともたくさんありました。
ホントに一部の人だけなので、シフト表を私にも見せてほしいと思ったほど(笑) そうすれば要注意ナースの時だけ目を光らせていればいいわけだし👀
この時の看護学生さん、どうしてるかな……。
父のお世話を親身にしてくれてありがとうね❤️
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【介護日記】2015年3月6日
父に付いていた実習生さん、昨日が最終日でした。
最後、挨拶に来てくれて、泣きながら父と母に感謝の言葉を述べたそうです。
福島出身の彼女、奨学生だそうです。別の看護学校に通う双子のお姉さんと二人でアパートを借りているのですが、卒業後は生活費を捻出してくれた親への恩返しのつもりで郷里に帰って働くことを希望しているそう。
ところが彼女の実家のあたりは過疎化で大きな病院もないため、就職は厳しいんだとか。
しかし、父についたわずかな期間の実習で、介護や在宅医療(往診)にも目がいくようになったそうです。
「将来に向けての道が開けました」とのこと。
若いのに立派です。とまどいながらも父にあれだけ尽くしてくれたこの学生さん、ステキな看護師に絶対なると思います。今は死語になりつつある(?)「白衣の天使」の呼び名にふわしい子だと思います。
認知症になってしまった父は、不思議なことに人の本心を敏感に感じるようになりました。
だから上っ面だけの心の通わない人のことをとても嫌います。介護スタッフにも残念ながら時々そういう人がいます(^_^;)
でも、心のこもった人に対しては、ちょっぴり下手でも(笑)、全然怒らずにニコニコ(σ*´∀`)
「あんたは優しいね」って喜んで。
今回の実習生さんのこともお気に入りでした。