泣き虫 笑福(わらふく)の在宅介護回顧録

約19年にわたって父を在宅介護してきた時に某SNSに綴っていた「介護日記」の振り返りです。

2016年6月25日の【介護日記】から

私A型、母B型。

性格まったく正反対。

だから介護ではお互いのやり方に納得がいかず、よく衝突しました。

どっちも父のためによかれと思っての愛ある争いなんですけど、母娘だから遠慮なくてすごいバトルになることも。

その度に父は悲しそうな顔をしていました。

今でも父に申し訳ないことをしたと反省しています。

でも、徐々に父ファーストを理解するようになり、穏やかに介護できるように成長(?)しましたけど。

 

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【介護日記】2016年6月25日

 

ここのところ食事(胃ろうからのツインラインですけど、“食事”や“ご飯”という言葉を使わせてください)のたびに「気持ち悪い」と言って完食できないことが多かった父ですが、昨日今日と不調を訴えずに完食できました\(^o^)/

 

昨日は主治医の往診の日。少し前にも投稿しましたが、ドクターもやはり「自分たちだって食欲があったりなかったりするんだから、全部摂取できないときがあってもあまり神経質にならなくて大丈夫」と(^o^;)

 

私はこう見えて父のこととなると妥協を許さなくなってしまうタチ。

前述のツインラインはもちろんですが、薬も完璧に投与しないと気がすまなかったんです。

それこそ顆粒の一粒まで(!)とか、シロップの一滴まで(!)⬅これをやろうとするために、薬投与の時点でかなりの水分摂取になっていました。

忘れることなんて絶対にありませんでした。

入院中も、いつもの時間から数分薬を持ってくるのが遅くなっただけでイライラ(`_´メ)

 

水分不足はよくないから、多めに摂ったっていいだろうと……水分の摂りすぎが心臓に負担がかかると知ったのは、しばらく経ってからです。あやうく父の心臓を、私自ら止めてしまうところでした(-_-;)

 

それに引き換え母のアバウトさといったら!( ̄▽ ̄;)

薬を忘れても、「毎日あげてるんだから、1回ぐらい忘れたって、薬が体に染み込んでいるから問題ない」と!!!(゜ロ゜ノ)ノ⬅薬って染み込むものなんだ?(^o^;)

私には考えつかない不思議な理由で、薬は忘れても大丈夫と自信満々(* ̄ー ̄)

 

少し前のセミナーでも、入院中のキッチリした薬管理よりも、飲み忘れぐらいのほうがいいという事例があったと記憶しています。

急激に悪くなった場合は別ですが、父自身が辛くさえなければ、ちょっとの不調は気にしないようにして、ツインラインも薬も嚥下リハもほどほど……を大切にする必要があると、ただいま安定して穏やかな表情をしている父を見て感じました。 

 

ホントに母と私、足して2で割るとちょうどいい加減になる気がする(笑)

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